ひさしぶりに三宮の映画館ではなく、ハーバーランドのほうにしたら、場所が変わっててあせりました。
最後は走って映画館に飛びこんで、上映場所に行ったときにはすでに予告編がはじまり……しかし、ばっちり本編には間に合いました(ほっ
三部作最後になるのは、人間、エルフ、ドワーフ、敵側はゴブリン、ワーグの五氏族の戦いです。
見どころはこの五軍の合戦と、ドワーフの王、トーリンが竜の黄金を得て変心してしまうところ。そして、そののちホビットのビルボが誠心と機知をもってこの事態に当たろうとするところです。
映画で観る五軍の戦いは、ものすごく迫力がありました。
エルフの美しい戦装束や、端麗な動き、それにドワーフたちの頑健で怖れを知らない突撃など、ただただスクリーンを見入るばかり。
敵側も迫力満点で、ゴブリンの頭アゾクなんか、実際あの場で目にしたら「あ。こりゃもう死んだ」とあきらめざるを得ないかと。
ドワーフのキーリと、エルフのタウリエルとのロマンスも、本編での見どころでありまして(原作ではタウリエルは出てきませんが)最後のあたりで、後ろの席から泣く声が聞こえていました。
この映画でのヒロインはタウリエルで、主要女性キャラはあと、ガラドリエルの奥方くらいのものです。
どちらも、強く美しい女性で、特にガラドリエルの奥方はチート級に強かった!
なにしろ、魔法使いガンダルフをお姫様だっこしたのち、冥王サウロンをそのパワーで元の住処に追っ払ってしまうという。
かの奥方は怒らせたらいけないひとナンバーワンです;

トーリンは竜の病にかかってビルボや、仲間のドワーフたちをひどく悲しませるのですが、最後は本心に立ち戻り、勇敢なドワーフの王として討ち死にしました。
山の精髄であり、トーリンが王の宝石として執着していたアーケン石は、バルドが「山がくずれるまで、その胸にいこわせよう! ここに住むトーリンのともがらに、のちのちまでよい幸せをもたらすように!」そう言ってトーリンの亡き骸に供えてあげたので、そののちは彼とともに永久の眠りについています。

なんかもう、まだまだいろいろ言いたいことはあるのですが、長くなるので今回はこれまで。

もうすごく面白かった!
DVDが販売されたら絶対買います!